Materials — 硝子
Glass — 硝子
硝子は、光をそのまま通しながら、色をひとつの層として重ねていく素材です。Prism Blend Line の名の由来でもあるプリズムの屈折——一筋の光が幾つもの色に分かれていく現象は、この素材の中にもっとも純粋なかたちで宿っています。
Refraction — 屈折
Color Held
Inside Light
硝子越しに見る色は、表面に留まらず、素材の奥へと沈んでいきます。Prism Blend Line では、単色のガラスではなく、複数の色調を薄く重ねることで、見る角度や光の強さによって表情を変える硝子を追求しています。それは静的な素材ではなく、時間とともに揺らぐ、生きた色彩の器です。
Layered Panels — 積層パネル
Depth Through
Layering
アクリルやガラスのパネルを幾重にも重ねることで、単一素材では出せない奥行きが生まれます。前面と背面に異なる色調を配置し、光が通過するたびに新しい色が現れる——この積層の技法は、間仕切りや照明器具など、光そのものをデザインする場面で特に力を発揮します。
Where It's Used — 用途
Glass In
Everyday Spaces
Partition Walls
色付き硝子の間仕切りは、空間を区切りながらも光と気配を通し、緩やかなつながりを保ちます。
Lighting Fixtures
積層した硝子を通る光は、時間帯によって異なる表情を見せる照明器具として空間を彩ります。
Tableware
手に取るたびに色の重なりが見える器は、日常の中でプリズムの美意識を静かに伝えます。
Craft Note — 素材への向き合い方
硝子は、選ぶことから
デザインが始まる素材です。
私たちは硝子を規格として扱うのではなく、一枚ごとの透明度や色の沈み方を見極めながら選定しています。職人が長年培ってきた勘と、色彩設計の理論を突き合わせる——その対話の積み重ねが、Prism Blend Line の硝子表現の核にあります。均一さよりも、微差の中にある豊かさを大切にしています。